DREAM ASIA CUP(第1回精神障がい者フットボールアジア大会)特設ページ

 

 

大会開催のご案内

―第1回精神障がい者フットボールアジア大会  DREAM ASIA CUP―

 この度、第1回精神障がい者フットボールアジア大会(DREAM ASIA CUP)を、2025年1月14日(火)から18日(土)の5日間にわたり、大阪府堺市で開催させていただくことになりました。

 これまで、多くの皆様にご支援、ご尽力をいただき、2016年に第1回ソーシャルフットボール国際大会を同じ堺市で開催し、2018年にローマで開催された第2回国際大会には日本代表チームを派遣しました。その後ペルーで予定されていた第3回国際大会はCOVID-19の流行のため中止となっています。精神障がい者フットボールの基盤はまだ弱く、国内で組織化が進んでいる国は数えるほどで、活動の持続性に課題を抱えています。日本国内においても、COVID-19の流行により、2000人いたプレーヤーが半減しました(徐々に回復しています)。

 アジア圏でもいくつかの国で精神障がい者のサッカー・フットサルが行われています。2018年、台湾で行われた台湾、香港、マカオの交流試合とシンポジウムに招待されたことがアジアとの交流の始まりです。今回、アジアで初めての競技大会とともに国際シンポジウム・会議を開催します。各国での精神障がい者スポーツの課題、好事例を共有し、各国内での精神障がい者フットボールの普及を共に進めていく会議体を作り、アジア全体で精神障がい者が気軽にスポーツができる環境を作る基盤としていきます。また、日本の精神障がい者雇用の現状と課題及びスポーツが寄与できることにつき議論する「スポーツと就労に関するシンポジウム」、スポーツをする機会が少ない発達障がい児のためのスポーツ教室を同時開催します。

 国際大会を日本で行うことで、多くの精神障がい当事者、支援者をはじめ、広く日本の皆様に日本代表チームの姿を見ていただければ幸いです。ソーシャルフットボール日本代表チームは、日本サッカー協会の日本代表でもあり、サッカー日本代表と同じユニフォームを着て、日本代表の誇りと責任をもって闘います。彼らの真剣な姿は、精神障がい者のイメージを変え、当事者やメンタルヘルスの課題のある人に希望や勇気を与えてくれるでしょう。本大会は映像配信を、シンポジウムはオンラインでの視聴を行う予定です。現地での観戦、動画視聴ともご参加をお待ちしています。

 今後開催まで様々な情報をみなさまにお伝えしていきます。ぜひご覧いただき、多くの方にこの大会のこと、精神障がい者理解に係ることを広めてください。みなさまと一緒にこの大会を作っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

特定非営利活動法人日本ソーシャルフットボール協会

理事長 佐々 毅

●プレスリリース

大会要項

第1回SFアジア大会開催要項(PDF)

開催シンポジウム要項

第1回アジアシンポジウム開催要項(PDF)

精神障がい者スポーツと自立・就労シンポジウム開催要項(PDF)

発達・知的障がい児スポーツプログラム開催要項(PDF)

 

Supported by the AFC Dream Asia Foundation

*この大会は、AFC Dream Asia Foundationのサポートを受けています。