【プレスリリース】Dream Asia Cup（第1回精神障がい者フットボールアジア大会）開催のお知らせ

2024年12月 20日

特定非営利活動法人日本ソーシャルフットボール協会

報道関係者各位

平素より大変お世話になっております。

　特定非営利活動法人日本ソーシャルフットボール協会（JSFA/東京都文京区、理事長：佐々毅）は、2025年1月14日（火）から18日（土）に、堺市立大浜体育館（大阪府堺市）にて、アジアで初めての精神障がい者のフットサル競技大会となるDream Asia Cup（第1回精神障がい者フットボールアジア大会）を開催いたします。本大会の実現に向けJSFA及び一般社団法人日本障がい者サッカー連盟（JIFF/東京都文京区、会長：北澤豪）は公益財団法人日本サッカー協会（JFA/東京都⽂京区、会⻑：宮本恒靖）と連携し、国内で実施する障がい者サッカーの国際大会としては初めてAFC Dream Asia Foundation（マレーシア・クアラルンプール）からの助成を得て開催することが決まりました。

　ソーシャルフットボールとは、精神障がいのある人が行うフットサルやサッカーです。日本ソーシャルフットボール協会は2013年に設立され、全国で約70チーム、1290名の方が精神障がい者フットボールに参加されています。2016年に第1回世界大会が大阪府堺市、2018年の第2回世界大会はイタリアで開催されました。アジア大会は本大会が初開催となります。

　精神障がい者のスポーツは、身体障がい者や知的障がい者のスポーツに比べて国内外普及、国際連携とも大きく遅れています。WHO（世界保健機関）によれば、生涯で8人に1人でメンタルヘルスの問題が生じるとのことです。これだけ身近な問題であるにもかかわらず、精神障がいは特別なイメージで見られることから、精神障がい当事者は自信を失い、社会参加を避け孤立することも多く見られます。私たちは世界中で多くの精神障がい者や、メンタルヘルスの問題を持つ人々が、フットボールを通じて仲間を得、自信を持ち、社会参加することが精神障がい者の理解を促進し、障がいのあるなしにかかわらず共に暮らす社会を実現できると信じて活動しています。この為に、アジアの人々とともに今回競技大会並びに国際シンポジウム等を開催します。

　一度選手の躍動する姿を見ていただければ、精神障がい者のイメージが一変すると思います。日本代表ユニフォームを着用し、サッカーファミリーとして日本代表の誇り、責任をもって闘うソーシャルフットボール日本代表選手の姿、疾患や障がいとともに生きながらフットボールに情熱を燃やす選手のストーリーをぜひご取材いただけますよう、お願い申し上げます。