【パートナーシップイベント報告】
8月5日に、当協会のパートナーである朝日印刷株式会社とソーシャルフットボール(精神障がい者フットボール)のイベントを行いました。朝日印刷及びその特例子会社である朝日印刷ビジネスサポート(ABS)の社員並びにそのご家族が総勢50名近く参加しました。
協会からは、佐々理事長をはじめ、ソーシャルフットボールの選手が参加し、イベントの進行を行いました。
【イベント内容】
・教育プログラム
「皆が楽しめるサッカーを通じて、自分の心やみんなの心を知ろう、そして大切にしよう」
〇精神障害、メンタルヘルスの説明
〇7つの障害サッカー説明
〇ソーシャルフットボールの説明
〇選手の日常
〇質問タイム
〇アクティビティ(運動、気持ちの表現、サッカー交流)
【イベントの目的】
- 自分の中にある様々な感情を受け入れること、そして他者が持つ様々な思いを理解し尊重すること
- その上でみんなが楽しめるルールを考え、実行してみること
【参加者コメント】
・精神疾患や精神障がいとまでは言えないけれど、悩みや苦労がないわけではありません。むしろそのぐらいのときにいいコミュニケーションが取れれば多くの精神疾患や障がいは予防できるかもしれません。そのためには
・自分の気持ちや行動をモニターできること
・他の人の気持ちに共感(その人の立場に立って考えてみる)できること
が大切だと思います。
【実際にアクティビティを通じた寄せ書きシート内容】
【朝日印刷社長 朝日重紀さま コメント】
私たちとしても初めての試みでどうなるかと気になっておりましたが、JSFAのみなさまと当社スタッフが一丸となって、準備していただいたおかげもありまして、当社従業員とそのご家族を含めて、皆さんが一体となって楽しい時間を過ごせたと思っております。
私自身もプログラムに参加させて頂き、社員の皆さんと輪になって、楽しい時間を過ごさせていただきました。ファシリテーターをしていただいた4名の精神障がい者当事者の方々から困難な経験と、その困難に対し、ソーシャルフットボールなどを通じて、どのように立ち向かってこられたのか、直接お話を聞かせていただける機会をいただけたことは、本当に貴重だったと思っております。
辛い時も喜びも分かり合える仲間の存在、人と人のコミュニケーションの大切さと、「お互いが自分らしく生きること尊重し合う」といった想いや、その社会実現に向けて共感いたしますし、今回JSFAさんとパートナシップを組ませていただき本当に良かったと思っております。
【佐々理事長のコメント】
JSFAの理念に賛同いただいた朝日印刷株式会社と、今回のプログラムを共に考え実践いただいたFC PORT(神奈川県)のプレーヤーに感謝いたします。