【情報提供】ソーシャルフットボールを楽しむための熱中症に対する安全対策

 8月に入り,いよいよ夏本番となってきました。

 コロナ禍の中で制限を受けていたソーシャルフットボール活動も,おかげさまで再会の声が各地で聞かれるようになりました。大変喜ばしいことと思っています。来年は第5回ソーシャルフットボール全国大会が佐賀県で開催される予定で,その予選会が各地で熱戦が繰り広げられています。また,ソーシャルフットボール関連のイベントも企画,開催されています。

 地区組織を中心としたそのような積極的な取り組みは,まだボールを蹴りたいけど蹴られていない人に,その機会を共有するためにとても重要な動きだと感じております。関係各位のご尽力に感謝しているところです。引き続きよろしくお願いいたします。

 

 ところで,今年の酷暑を鑑みると,参加者が楽しく,安全に取り組むためには,十分な安全対策が必要であるとも考えております。

特に,熱中症対策については,選手・関係者の命を守る意味からも,それについての知識や万が一発生した際の応急処置の技術を知っておく必要があります。

 

 そこで,日本スポーツ協会の熱中症のページが分かりやすいかと思いましたので,URLを以下に共有させていただきます。

https://www.japan-sports.or.jp/medicine/heatstroke/tabid523.html

 是非ご一読いただき,大会運営,イベント企画,練習会の開催などの参考にしていただけますと幸いです。

 

安全に大会・イベント運営、練習会を企画するために

1.当日の気温や湿度,また会場の室温などをチェックして開催方法を検討する

2.参加者に無理のない参加となるように促す。

(代表者会議や開会式等でのアナウンスを検討する)

3.ウォーターブレイクなどの時間を(必要に応じて)適宜確保する。

4.準備できるなら大会本部でアイシング用の氷など応急処置に使えるものを用意する。

または,チームなどに準備するように伝達する。

5.万一の発生に備えて,シャワー室など応急処置ができる場所を確保する。

6.救急対応のフローを作成し,チェックしておく。

7.運営スタッフ(できれば参加者にも)正しい知識と応急処置の方法を学ぶ機会を提供する。

等の点にご留意いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。