新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。

 昨年も新型コロナウィルス感染症は流行の波を繰り返し、1年を通しほとんどが緊急事態宣言下での暮らしとなりました。全国的にソーシャルフットボールの活動が自粛され、昨年度に開催される予定であった全国大会も延期となりました。
 しかしながら、流行が収まってきたことで徐々に各地での活動も再開されるようになってきており、その中身も進化してきています。昨年12月にはソーシャルフットボール日本代表合宿も行うことができました。2019年1月に代表候補を選出して以来、ウェブでのミーティングは行っていましたが、選手同士実際に顔を合わせプレーすることは初めてで、久しぶりの心地よい緊張感がありました。合宿に当たっては、現地スタッフの尽力により自治体、大学に多大な協力をいただきました。日本障がい者サッカー連盟(JIFF)の持続的な活動から、多くの地域でJクラブ・Fクラブおよび都道府県サッカー協会と、当協会を含めた障がい者サッカー団体との連携も進んでいます。様々な人や団体がつながり、障がいの有無や種類に関わらずみんながサッカーを楽しめる活動が増えてきています。
 フットボールを通じて、新型コロナウィルス感染症により分断したコミュニティを再生し、さらに新たなつながりを構築していく、そのような1年になるよう活動してまいります。また、本年は延期された全国大会を開催予定です。本年もよろしくお願いいたします。

令和4年 元日
特定非営利活動法人日本ソーシャルフットボール協会
理事長 佐々 毅